スポンサー広告

スポンサーサイト

 ←筆頭… →薄氷…
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。



もくじ  3kaku_s_L.png 未分類
【筆頭…】へ  【薄氷…】へ
  • TB(-)|
  • CO(-) 
  • Edit
 

未分類

休息…

 ←筆頭… →薄氷…


戦の無い、つかの間のひととき。
久しぶりに相模の國をゆっくりと回向してみた。

季節は秋。
鎌倉の紅葉はまだだが、歩いて回るには
丁度良い時期だ。

鶴岡八幡宮で、源頼朝公にあやかるべく参拝し、
そのまま足を伸ばし、長谷の大仏へ。
鎌倉 長谷の大仏は「高徳院」という寺の境内にある。
向かう道すがら通りには店が立ち並ぶ。
土鍋でとても美味しい飯を出してくれる「カエデナ」という飯屋や、
「高徳院」手前には珍しい武器などを取り扱う「山海堂」もある。

「時間も時間じゃ。飯を食うていこうかの」

最近、戦ばかりで遊んでやれなかった、女の子をみながら、
声をかける。

「うん 食べる。お腹すいたよ、爺様。」

「では、カエデナに寄ろうかの」

店のある2階に繋る階段を昇り、店内へ。

「こんにちは。よろしいかな」

「いらっしゃい。どうぞ。」

木を基調にした落ち着いた雰囲気の店内。
すぐに看板娘が案内とお水を持ってきてくれた。

「この季節、おすすめは…」

勧められるがままの注文をし、待つこと少し。
土鍋でお米を炊いている香りと料理をする楽しげな音が聞こえてくる。

「たのしみじゃの。」

「うん。早く食べたいなあ」

「待てばその分、美味しくいただけるんじゃぞ」

「わかってるよ。でも早く食べたいの!」

そんな会話をしていると、

「お待たせしました。」

目の前に美味しそうなご飯が並ぶ。
土鍋で炊き上げらたご飯。季節物の小鉢数品、お味噌汁。
色とりどりでどれも目から楽しませてくれる。
儂が頼んだ「煮穴子の炙り土鍋ごはん」は特に香りもよく
思わず顔がほころぶ。
嬢が頼んだ、「雲丹の西京漬け土鍋ご飯」もうまそうだ。

「これ、いただきますは。ちゃんとしなさい!」

目の前に現れたご馳走に、我慢できなかったようだ。
儂が言うよりも早く、しゃもじでご飯をよそっていた。

「おいしい!美味しいよ 爺様。」

「そうじゃな、とても美味しいな。」

こういうご飯を食べられる日本に生まれてよかったなと思う。
ご飯以外のものも全て美味しい。
鮮魚を薄造りで食べさせる技、味付けも良く
赤だしでいただく汁も良い塩梅。箸休めの野菜の煮物も箸休めとは
言えないほどの味だ。
儂のいただいた穴子も炙ってあるおかげで口に入れると、
芳ばしい香りが鼻腔に抜ける。
それに添えられたわさびを乗せていただくと更に香りが立つ。

儂も、嬢もあっという間に平らげた。

「おいしかったの。」

「美味しかったね。まだ食べられるよ 私。」

後でどこかで甘味でもと思ったが、ここで甘味も頂いてしまった。
きなこと黒蜜のかかった生のからめるを使った物をいただいたが、
これも激烈に旨い。
儂の好みといえば、それまでだがなかなかここまで旨い甘味には
出会えない。これもここで手作りしているそうだ。

「この季節、きなこもち(チロル)よりも旨いものが頂けるとは…」

これだけで今日の散策は良いものだと思ってしまった。
十分満足し、包丁を振るった主人に美味しかった料理の礼をいい、
店をでた。

「では、大仏さんを拝んで帰るかの。」
「うん。大きいんだよね。大仏さん。」
「大きいぞ大体 4丈弱(約12m)あるからの」
「見ないと大きさの感じがわかんないね、やっぱり」

拝観料を支払い、中に入る。

「なんだか、異国の人がいっぱいいるね。」
「そうじゃな。珍しいからのう。青銅でできたこれだけの物は。
 しかも、既にこれを造れる技術は途絶えておるからな。」

「おおきい~。爺様、なんか中にも入れるらしいよ」
「気をつけてな。…」

この大仏さんも以前までは大仏殿があったらしい。
しかし、明応7年(1498年)の大潮の際に流されてしまったそうだ。

「大変な目に遭われましたのう…」

感慨深く大仏を見つめていると、その中から、

「爺様~。聞こえる~」

という声がした。

「おうおう、聞こえるよ。どうかな、中は?」

「くらーい。涼しい~。」

「気をつけて降りておいで。」

「あーい。今降りるねえ。」

走って出てきた。すこし息を弾ませている。

「でわ、帰るかの。弧鷲庵・別館に。」

「うん。でもゆっくり帰ろうよ。いろいろ見ながら~」

「ははは、そうじゃな。今日はゆっくりしながらじゃな。」

「だって、何時も戦で楽しくないんだもーん。」

高徳院を後にし、殆ど歩いて居ないというのに、
早速寄り道が始まった。
件の、「山海堂」に捕まったようだ…

そりゃそうじゃな、手裏剣・刀剣・はては、ばすたーそーどまで
見える店を通り過ぎることなど出来る訳が無い…
儂も、店の中に見える「方天画戟」や「小烏丸」などに目を奪われていた…


*話に出てくる「カエデナ」さん「山海堂」さんは実在のお店です。
「カエデナ」さんは紫陽花の季節や紅葉の季節は少し込むかもしれませんが、
食べてみる価値はあると思います。
山海堂さんの店内には尾田栄一郎先生のサイン色紙など有名な方のサインが
いっぱいあります。覗くだけでも楽しいお店ですので、鎌倉にお越しの際は
ぜひ覗いてみてください。
スポンサーサイト



もくじ  3kaku_s_L.png 未分類
【筆頭…】へ  【薄氷…】へ
 

~ Comment ~

こんばんは 

いつも趣のあるブログだと感心しています

鎌倉行ったことないんですよね、私
今度、横浜出張あるから足伸ばしてみようかなぁ

そんなに遠くなさそうだし

 

今年鎌倉は3回行きました
といってもサイクリングの途中なんでゆっくり見ることもできないんですが
次行く時はレーパンジャージの変態チックな格好じゃなくて、普通の格好で行って散策します

って、ixaの話じゃないじゃないか!

( ✧≖´◞౪◟≖`) 

どもです・・・

浅井家で細々と生活しているキモメンでおまw
う~む・・・鎌倉行きてぇ~~~~~
  • #243 まきたの奇妙な冒険 
  • URL 
  • 2012.10/11 14:24 
  •  ▲EntryTop 

天メイトさん。 

どもども。
鎌倉とか横浜、地元なもんで…
こんなのもたまには挟んでやってみたいと
思います。
また、コメくださいね~

じみ☆へんさん 

ixaの話じゃないんだけどね…
まあ、箸休めみたいな感じで。
儂は頑張って武録続けるからさ~。
こういうのもたまには見逃して><

まきたの奇妙な冒険さん 

どもども。
武録の更新止まってる人おおいからさ~。
儂やまきたさん、頑張らんとね~。
ぜひまたお願いします。

早速 

鎌倉に来たよ
カエデナで飯を食ってみたのだ!

じみ☆へんさん 

(ノ゚ο゚)ノ オオォォォ-
それはそれは。
いかがでしたか?結構儂は好きな感じの食べ物ですが
じみ☆へんさんのお口にあったらのなら嬉しいですが。
(*゚▽゚*)

NoTitle 

牡蠣のごはんを食べましたが、うまかったですよー

ビール飲んで、鎌倉の大仏を見に行きましたが、今回も塀越しに見て帰ってきましたw
200円を払うのをどうしても躊躇してしまう私w

じみ☆へんさん 

早速、行かれたようで。
美味しいと言われると自分の店でもないのに
なんだか嬉しいですね。

なんだかいろいろあって、
テンションが下がってます…
何か燃えるモノを見つけねば!
足利と対戦になればな~。
管理者のみ表示。 | 非公開コメン卜投稿可能です。

~ Trackback ~

卜ラックバックURL


この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

  • 【筆頭…】へ
  • 【薄氷…】へ
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。